夏の佐賀県佐賀市
とある研修で佐賀県に行ってきました。今まで九州は鹿児島を始め各県に行ったことがありましたが、佐賀県だけは行った事がありませんでした。
最寄りの駅から新大阪で九州新幹線さくらに乗り換え、さらに新鳥栖駅で特急かもめにのりかえて佐賀駅に到着しました。
県庁所在地にしてはちょっとコンパクトな駅舎。お土産屋も多くありません。まずは駅中のお店で みつせ鶏とりトロ丼 を昼食に。今日は移動日で研修は翌日と翌々日。駅のコインロッカーに荷物を入れて市内散策に出かけました。
佐賀県ではちょうど明治維新150年という事で肥前さが幕末維新博覧会が開催されていたので行ってみる事にしました。
市内に何か所か会場があるため徒歩で移動しながら順番に見ていきました。
「リアル弘道館」のある旧古賀家、「葉隠みらい館」のある旧三省銀行はほぼ隣接しているのでスムーズに見学できました。じっくり時間をかけて説明を聞きながら会場を回るスタイルだったので内容もしっかり理解でき面白かったです。
「リアル弘道館」「葉隠みらい館」を見学した後はメインの「幕末維新記念館(市村記念体育館)」へ移動です。途中途中に歴史を感じさせる建物や神社があります。
佐賀市内ではこのような小川が至る所にあり水が豊富なのが伺えます。とても暑い日でした。若者が水を掛け合って遊んでいるのをうらやましく思いながら先を進みます。
松原神社、立派な楠です。大きな鯉も泳いでいました。ここも水が豊富です。参拝したかったけど先を急ぐのでパス。
佐賀神社の横を通り、歩道橋を渡ると「幕末維新記念館(市村記念体育館)」です。
さすがメイン会場。入場待ち30分以上です、先ほども書いたように時間をかけて順番に会場を回るスタイルのため、待ち時間が出来てしまうようです。この辺りも大きな楠がたくさんありました。
幕末維新というと薩摩・長州くらいしか知りませんでしたが、肥前の関わりが理解できて良かったです。肥前さが幕末維新博覧会の会場を後にし、歩いて10分ほどにある「地酒処山田酒店」さんへお土産を買いに行きました。
閉店30分前に滑り込んだのですが、旅行者が次から次へと来店されます。お目当ての地酒が売り切れるといけないので慌てて選んで宅配の手続きをしてもらいました。
酒屋さんを出て、佐賀城の堀沿いを佐賀県庁に向かってブラブラ歩きました。市の中心部なのに緑が多く水が豊富。野鳥も多くいて自然豊かでいい所だと思いました。
次来るときは夏以外、レンタサイクルで散策もいいなぁ。クルマで広範囲を回るのもいいかも?と思ってると、県庁舎に到着しました。
佐賀県庁の最上階は展望ホール(無料)になっており、佐賀の町を一望できるスポットになっています。
また展望ホールには県内で最も高い場所にあるレストラン「志乃」があり景色を眺めながら食事が楽しめます。
この日は、佐賀の景色を眺めての夕食になりました。
少しずつ日が暮れていく中での夕食。思わず窓の外の景色に見とれてしまいます。
お酒も飲んで、ゆっくりとした時間の中、美味しい料理をいただきました。
日もすっかり暮れた午後8時からは同じ展望フロアーでアート県庁プロジェクト「夜空のタイムトラベル」プロジェクションマッピングが上映されました。
プロジェクションマッピングの他にも、窓に触れると建物や木などが映し出されるインタラクティブウィンドウがあり、子どもたちが楽しそうにガラスに触れていました。
初めての佐賀県、歴史に自然。食べるもの飲むものとても満足でした。
また行きたいなぁ。